メタネーション・水素
知多緑浜工場への水素製造プラント建設~カーボンニュートラルに資する水素サプライチェーン構築~
1. 背景
当社では、中期経営計画において、水素をガス・電気と並ぶエネルギーの軸として位置付け、カーボンニュートラルに資する水素サプライチェーン構築に向け、需要創出と供給体制整備の両面から先行的な取り組みを展開し、早期に当地域における水素サプライヤーとしての地位確立を目指しています。
2. 目的、意義
その取り組みの第一歩として、当社知多緑浜工場(愛知県知多市)に天然ガスを原料とした、水素製造能力1.7トン※/日の水素製造プラントを建設し、2024年6月に水素供給を開始しました。当プラントで製造した水素は、モビリティ・熱分野・工業用原料など、さまざまな用途向けに供給しています。
本取り組みにより、お客さまへ安価な水素をお届けするとともに、当地域における水素エネルギーの普及拡大に貢献します。
水素1.7トンは燃料電池自動車(FCV)約340台分に相当

3. 今後の展開
当社は今後、当地域の水素需要の拡大に合わせて当プラントの規模の拡充を検討していくほか、水素製造過程におけるカーボンリサイクル技術の活用や、海外輸入水素の受け入れ拠点化についても検討を進めていきます。
