ガス機器の正しい接続方法
日常のチェックポイント

適切な接続具の選び方
接続する場合には、ガス機器および接続具の取扱説明書をよく読んでいただきその内容を理解し、接続していただくことが大切です。

古くなったガスソフトコードやガスコードは新しいものにお取り替えをお願いします。
外観上異常がなくても機器を取り替える際、または7年程度を目安に新しいものと取り替えてください。
ガス機器を接続するときのチェックポイントと手順
チェックポイント
①コンセントにソケットを取り付ける際のチェックポイント
- 接続する前に接続具の接続部分やガスコンセント部分にゴミなどが付着していないかを確認してください。
ゴミなどを噛みこみますと、ガス漏れ・火災などの原因となります。 - 接続部に衝撃や無理な力を加えないでください。
接続部分が破損し、ガス漏れ・火災などの原因となることがあります。

②ホースエンドにソフトコードを取り付ける際のチェックポイント

③ソケットを選ぶ際のチェックポイント
ガス栓の先からガス機器の設置台までの距離が短い場合は、SL自在型ソケット、L型ソケットを選択し、接続具に無理な力がかからないようにしてください。接続が不完全になり、ガス漏れの原因になります。
S型:ガス栓とガス機器を真っ直ぐ接続するときに使用します。
L型:ガス栓との接続口が90度に曲げてあります。ガス栓の先からガス機器の設置台や床までの距離が短い場合に使用します。
SL自在型:S型、L型どちらの接続方法も可能です。

手順
- ガス栓が閉であることを確認する
- ガス機器に接続具を接続する
- 接続具をガス栓に接続する
ガス機器別接続方法
ガス機器を取り外すときのチェックポイントと手順
チェックポイント
①ソケットを取り外す際のチェックポイント

②ガス栓をご使用にならない場合のチェックポイント
機器を取り外したときは、接続具も一緒に取り外してください。
接続具を再使用したり、接続具だけをガス栓に取り付けたままにしないでください。

手順
- ガス機器のスイッチが切れていることを確認する
- ガス栓が閉であることを確認する
- ガス栓から接続具を取り外す
- ガス機器から接続具を取り外す
そのほかチェックポイント

不使用のネジガス栓にプラグがついているか確認します。
プラグがついていないと、ネジガス栓を誤って開けた場合にガスが漏れて危険です。
ガス機器を取り外すなどしてネジガス栓が不使用の状態であれば、プラグがついているか確認してください。
なお、ネジ接続されているガス機器を取り外す際は、工事取扱店または東邦ガスネットワークにご連絡ください。

古いタイプのゴム管(青ゴム管・絹巻ラセン管)のお取り替えのおすすめ

青ゴム管・絹巻ラセン管にかわり、耐久性が向上したガスソフトコード(ゴム管)・ガスコードが販売されています。現在ご使用の青ゴム管・絹巻ラセン管はお取り替えをおすすめします。なお、ガスソフトコード(ゴム管)・ガスコードについても定期的にお取り替えください。