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大規模地震に備える3つの対策

復旧対策 ガス供給の迅速な再開

東邦ガスネットワークでは、安全・確実な復旧活動を行い、ガス供給の迅速な再開をめざします

安全・確実な復旧活動

  1. 復旧計画

    全体の被害状況を調査・把握し最適な復旧計画をたてます。

  2. 閉栓

    安全のため、供給を停止したお客さまのメーターガス栓を閉止します。

ガス導管の安全調査・修理

  1. 復旧地域分割

    効率よく復旧作業するために復旧地域を分割します。

  2. 路上漏えい調査

    地面下のガス導管に被害がないかを調査し安全を確認します。

  3. ガス導管修理

    ガス導管に被害がある場合は修理します。

  4. 敷地内漏えい調査

    敷地内のガス導管に被害がないかを調査し、安全を確認します。

屋内配管の安全調査・修理

  1. 屋内配管修理

    屋内配管に被害がある場合には修理します。

  2. 点火試験

    正常に燃焼するかを確認します。

  3. 使用再開

    全てに問題がないことを確認してガス供給を再開します。

重要な施設に対する臨時供給

災害拠点病院など社会的に重要な施設に対しては、移動式ガス発生設備により都市ガスを臨時供給する準備を整えてます。

移動式ガス発生設備の
設置状況
移動式ガス発生設備を用いた
臨時供給訓練

正確かつすみやかな広報活動

大規模な地震が発生した場合は、テレビ・ラジオ等の報道機関、ならびにホームページ等を通じて、供給停止/復旧状況をお知らせします。

大規模な地震発生時の東邦ガスホームページ

ガス復旧見込マップ(例)

全国のガス事業者が応援

非常事態が発生して広範囲で都市ガスの供給が停止した場合には、一般社団法人日本ガス協会に対して救援要請を行い、全国のガス事業者の応援を受け入れて復旧します。

平常時からの取り組み

BCPの実行性を高めるため、東邦ガスとグループ各社、協力会社が一体となった、防災訓練を年一回実施して防災対策に取り組んでいます。また最新の被害想定を反映するなど、BCPについて不断の見直しを実施しています。

防災訓練(災害対策本部)

早期復旧を支える資材の備蓄

復旧初期段階の資機材確保は大変重要です。復旧に必要となる資機材は、あらかじめ必要量を備蓄しています。災害発生直後の活動に必要な兵站(食料、飲料、燃料など)は自社にて備蓄を行っています。
また、これらの材料は分散備蓄を推進し、大規模災害時の各種活動を円滑、確実に支えるため、2017年に丹陽防災備蓄倉庫を設置しました。

地震復旧用の導管
本社備蓄倉庫
丹陽防災備蓄倉庫