安全への取り組み
大規模風水害に備えた対策
東邦ガスネットワークでは、近年の激甚化する豪雨災害に備える為のさまざまな対策を進めています。
東海豪雨の教訓を踏まえて
2000年9月に発生した東海豪雨では記録的な大雨が降り続き、大規模な河川氾濫や地域的な浸水が発生しました。
東邦ガスでは安全確保のために一部エリアでガスの供給停止を行い、復旧のための対応にあたりました。
東邦ガスは、東海豪雨の対応で培った教訓を踏まえて、近年の激甚化する豪雨災害に備えるための様々な対策を進めています。
被害の様子(国土交通省 庄内川河川事務所 提供)
ガス設備の浸水被害
気象監視体制の整備
台風や集中豪雨等に備えるため、気象監視体制を整備し、24時間体制で情報を監視しています。
システムによる高精度な雨量予測に加え、ガバナ等の供給設備について浸水リスク評価をリアルタイムに実施します。
災害につながる恐れのある情報を把握した場合には、災害発生防止のための対応を速やかに行います。
気象情報システム
水位センサーによる把握
供給エリアの当社設備約400か所に水位センサーを設置しており、設備の浸水情報を把握します。
水位センサーで、本社から離れた設備でも遠隔で情報を知ることができ、被害を最小限に食い止めるための対応を早急に行います。
水位センサーの設置位置
水位センサー