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大規模地震に備える3つの対策

緊急対策 二次災害の発生を防止

東邦ガスネットワークでは被害甚大地区のガス供給を迅速に停止し、二次災害の発生を未然に防ぐよう取り組んでいます。

大地震発生!

ガス供給を迅速に停止し、お客さまの安全を確保します。

供給ストップ

一般のご家庭の場合

マイコンメーターが地震を感知し、ガス供給を自動でストップ

24時間の見張り番「マイコンメーター」

震度5相当以上の地震、多量のガスもれ、圧力低下、ガス機器の消し忘れなどを24時間監視。異常時には自動的にガスを遮断します。

安全確認後、お客さまの簡単な復帰操作によりガスの供給を再開することができます。

マイコンメーター
お客さまによる復帰手順

使いやすくて安全「ガスコンセント」

万一ガスホースがはずれたり、途中で切れたりして多量のガスもれがあった時、ガス栓の中のヒューズがガスの出口をふさぎ、ガスを自動的に止めます。

ガスコンセント

超高層ビル、地下街の場合

緊急遮断弁でガス供給をストップ

超高層ビルや地下街など大規模施設は、ガスもれ、地震発生等の緊急事態が起こった場合に、その施設の防災センターなどからの遠隔操作でガス供給を遮断できます。

緊急ガス遮断装置
超高層ビル
地下街・地下室

※東邦ガスネットワーク社員が手動で操作するバルブです。火災の発生等に建物単位でガスの供給を停止する場合に閉止します。

情報収集

地震計・圧力・流量データによる把握 (SIセンサー)

供給自動管理システム(MACSⅢ)にて収集される約230か所の地震計(SIセンサー)情報により地域別に揺れの大きさを把握するとともに圧力・流量の変化から導管網の被害情報を把握します。

地震計(SIセンサー)配置及びブロック概要図

導管・建物の被害推定

事前に導管や地盤などの情報をデータベース化しており、地震が発生した際、地震計データや震源・マグニチュード等の情報を読み込み計算させることにより、導管や建物の被害規模を推定します。

地震時被害推定システム

大地震発生直後

ブロック単位でガス供給を遮断し、供給停止エリアを最小限に抑えます。

ブロック供給停止

大規模な地震が発生し、ある地域に被害が集中した場合、その地域へ供給している中圧Aガバナを遮断し、中圧Bと低圧のガスの供給を停止します。これらの操作を迅速に行うため、中圧Aガバナの遮断は本社供給センターから遠隔操作できるようになっています。 さらに供給停止の影響を最小限に抑え、早期復旧を図るため中圧Bガバナを遮断し、低圧のみを供給停止する対象エリアを広げています。