プレスリリース
コージェネ大賞2021「優秀賞」の受賞について
2022年2月7日
東邦ガス株式会社
東邦ガス株式会社(社長:増田 信之)は、一般財団法人コージェネレーション・エネルギー高度利用センター※1主催のコージェネ大賞2021※2の産業用部門において、日鉄エンジニアリング株式会社(社長:石倭 行人)と共同で「優秀賞」を受賞しました。
今回の受賞は、一般廃棄物処理施設「名古屋市 北名古屋工場」(以下、本施設)において、災害時でもコージェネレーションを活用し廃棄物処理を継続できる仕組みを構築するとともに、コージェネレーションの排熱を廃棄物発電プロセスで直接的に熱回収してエネルギーを有効活用するなど、災害対応性と環境性に優れた新しいシステムを導入したことが評価されたものです。
当社は、引き続き、BCPや環境負荷低減に資するコージェネレーションの導入・普及促進を通じて、災害に強く、環境に優しい社会の実現、SDGsの達成に貢献してまいります。
※1 コージェネレーションの普及と、コージェネを核として再生可能エネルギー等を取り込んだスマートエネルギーネットワークの実現・普及を通じ、更なるエネルギーの高度利用を推進する一般財団法人。
※2 新規性・先導性・新規技術および省エネルギー性などにおいて優れたコージェネレーションを表彰することにより、その有効性について社会への認知を図るとともに、普及促進につなげることを目的とした表彰制度。
【受賞概要】 | |
件名 | 地域拠点となる廃棄物処理施設におけるコージェネレーション新システム ~名古屋市 北名古屋工場への導入事例~ |
取り組み | 〇耐震性が高い中圧A導管で都市ガスを供給し、災害時でも自立起動するガスコージェネレーションを導入することで、災害時の廃棄物処理継続を可能にした。 〇コージェネレーション排熱(排ガス、排温水)を廃棄物発電プロセスで直接的に回収する仕組みを構築し、廃棄物発電量を増加させて、エネルギー回収率を向上させた。また、排気ガス中の酸素を燃焼用空気の代替ガスとして有効利用することで、本施設の排ガス総量を削減し、環境負荷を低減した。 |
以上