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お知らせ

第60回 空気調和・衛生工学会賞の受賞について

2022年5月24日

東邦ガス株式会社

 東邦ガス株式会社は、三井不動産株式会社、三井不動産レジデンシャル株式会社、東邦不動産株式会社、株式会社日建設計、株式会社日建設計総合研究所、株式会社竹中工務店と共同で、公益社団法人 空気調和・衛生工学会が主催する第60回 空気調和・衛生工学会賞の建築設備部門で「技術賞」を受賞しました。

 今回の受賞は、スマートタウン「みなとアクルス」における、以下2点について評価されたものです。
・先進のエネルギーシステムを活用したエネルギー供給事業者と需要家が連携した取り組みにより、実績値として1990年比で一次エネルギー消費量を約38%、CO2排出量を約65%削減した点
・今後の開発を通してエネルギーの地産地消を推進するシステム運用方法を示していくことで、地方中核都市におけるスマートタウンのロールモデルとなることが期待できる点

 当社は、引き続き、エネルギーの有効活用などを通して、持続可能な社会の実現、SDGsの達成に貢献してまいります。

※ 空気調和・衛生工学と工業の進歩をはかることを目的として、特に優秀な業績に対して賞を贈って表彰している。

【受賞概要】
件名 供給・需要家相互の協創により低炭素街区を実現するみなとアクルスの地産地消型スマートエネルギーネットワーク
取り組み 〇様々な電源と熱源機器を組み合わせ、高いエネルギー効率を達成し地産地消を推進している。災害時はこれらを組み合わせることで、エネルギー供給を継続するとともに、隣接する港区役所への電力供給や避難者の受け入れが可能な体制を構築している。
〇地域エネルギー管理システム「CEMS」によりエリア全体で電力・熱の一括管理を行っている。また、住民のDR(デマンドレスポンス)への関心を高めるために、オリジナルのポイントを付与するなど、省エネルギー意識の啓発を図っている。
〇商業施設の空調において、カメラとAIを連携させて来客者を分析することで、快適性を損なわずに省エネルギーの運転を実現している。また、過去の運転実績から負荷を予測して高効率な運転を実現している。



(参考)みなとアクルス公式サイト:http://minatoaquls.com/

以上