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世界のあらゆるできごとが
「自分事」になる。
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社員紹介
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安藤 泰樹
原料部 原料第三グループ
2012年入社
法学部 法律・政治学科卒
※インタビュー内容、所属は取材当時のものです。
仕事内容
当たり前のように遅れてくる電車、頻発する停電……。学生時代に東南アジアを旅したことがきっかけで、インフラ業界を志すようになりました。社会を、生まれ育った地域を支えたい。海外と関わる仕事がしたい。少数精鋭で挑戦の風土を持つ、東邦ガスには、そんな想いを叶えるのに最適なフィールドがありました。
入社後は、営業、マーケティング、法務を担当し、現在は原料部で都市ガスの原料となるLNGの需給調整を任されています。LNGの調達は、複数国からの長期契約による購入が中心です。しかし、需要がその調達量を上回り、LNGが不足した場合には追加調達を実施する必要がありますし、逆に需要が予測を下回ったときには、余剰分を第三者に販売することが必要となります。そうしたフレキシブルな対応を任されているのが、私が所属する第三グループです。不足分を補う「スポット調達」や、余剰分を有効に利用するための「LNGの転売」、同業他社と需給ニーズをすり合わせ、当社の希望時期にLNGを調達するためにLNGを売買して交換する「スワップ取引」……。さまざまな手法を駆使して、安定的な都市ガス供給とビジネスの利益向上に貢献しています。
私のチャレンジ
LNGの価格やデリバリーは、世界情勢や各国の経済動向に大きく左右されます。昨今、コロナ禍などを起因とした「半導体不足」やロシアによるウクライナ侵攻が世界を混乱させていますが、そうした影響を受けるのはLNGも同じ。あらゆる事象が自らの仕事に直結する。世界の今がすべて「自分事」になる。それこそが、この仕事の醍醐味です。それによって、何が起こるのか。未来を先読みし、どんな決断を下すべきなのか。毎日の新聞やニュースを見る目も大きく変わりましたね。
世界を相手にしながら、地域に貢献する。今、私は入社前に思い描いていた仕事ができています。そして、そのパフォーマンスは、これまでのキャリアに支えられたものであると実感しているところです。入社後に配属された営業部門で目の当たりにしたお客さまの笑顔や「ありがとう」の言葉は、今の仕事のモチベーションにつながっていますし、法務時代に培った専門知識は、調達業務に大きく活かされています。それぞれの想いを実現するために、最適なキャリアパスを築いていける。その点は、東邦ガスの大きな魅力だと思っています。
今後、東邦ガスの事業は大きく変化していくことになるでしょう。カーボンニュートラルを見据えて、水素・合成メタンをはじめ、新たな原料を取り扱うことも増えていくはず。まだ見ぬ未来にワクワクしながら、プロフェッショナルとしてこの国のエネルギーを支えていきたいと思っています。
相対する人の想いを汲み
「人と人のつながり」を大切に。
目の前の人の想いを汲み、人と人とのつながりを大切にすることを意識しています。LNG調達は、当社のビジネスの収支に大きな影響をもたらす仕事です。経営層に対して適切な情報を報告、相談して会社としてとるべき方策を決断する。スピード感が求められる中でも、関係者と対話を重ね、その背景や想いを丁寧にすり合わせながら業務にあたっています。
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