TALK SESSION未来座談会

「挑戦と未来」を語る座談会。

各部門で活躍する若手社員たちが、それぞれのチャレンジと東邦ガスの未来を語り合います。

加藤 己由希

東邦ガスネットワーク(株)
地域計画部 地域計画センター
地域計画管理課
2020年入社

法学部法律学科卒。都市ガスへの切り替え営業の後方支援を主に担当。学生時代に取得した資格は10以上という資格ゲットマニア。オーストラリア・台湾留学の経験もある。コロナ禍で趣味の旅行に出かけられず、先輩のすすめでゴルフを始めた。

※インタビュー内容、所属は取材当時のものです。

角 颯斗

くらし事業推進部
地域営業サポートグループ
2020年入社

商学部卒。都市ガスの切り替え営業を担当。高校時代はバレーボールに打ち込み、全国大会に出場。ポジションはリベロ。大学進学後はサークルで競技を続け、「かなり、ちやほやされた」とのこと。

※インタビュー内容、所属は取材当時のものです。

古田 高也

産業エネルギー営業部
営業推進グループ
2021年入社

社会工学専攻。産業向けの技術営業を担当。大学時代、富山県・剣岳に憧れ、登山にハマる。その後、アンコールワットに惹かれて、海外旅行にハマる。現在のブームはサウナ。「ととのった」。至福の瞬間に終わりはない?

※インタビュー内容、所属は取材当時のものです。

天野 志保

技術部
管理・機械技術グループ
2021年入社

地球環境科学専攻。地球が大好き。メタネーション実証試験設備建設の主担当者を務める。休日は趣味の料理に没頭する。和食から洋食まで、幅広いレパートリーが自慢。最近のヒット作はガパオライス。

※インタビュー内容、所属は取材当時のものです。

思い描いていた「未来」が、現実のものに。

Q 志望動機と現在の仕事内容を教えてください。

天野

生まれ育った地元に貢献できること、くらしや産業の根底を支えられること、地球環境に貢献できることの3つを軸に据えていました。地域に根差し、安定したエネルギー供給により社会の根底を支え、エネルギーの変革の時代に果敢に挑戦を続ける東邦ガスはまさに自分のやりたいことにマッチした企業でした。現在は、メタネーション実証試験設備の建設主担当者として、メーカーとの折衝や設計、法対応、施工管理を任されています。入社時に思い描いていた仕事ができていることに、確かなやりがいを感じています。

私は「人の役に立つ仕事をしたい」と考えていました。人々の「当たり前」を守り、さらには豊かな生活の実現にも寄与できること。生まれ育った地元に恩返しができることが入社の決め手になりました。入社後は営業としてキャリアを重ね、現在は他社と契約しているお客さまに東邦ガスを使っていただくための提案営業を行うチームに所属しています。この仕事をしていると、東邦ガスが長年にわたって培ってきた信頼を強く感じることができます。飛び込みでお客さまを訪問したときも、「東邦ガスです」と名乗るだけで、快く話を聞いてくれる方が多いです。

加藤

人々の生活に「なくてはならないもの」「あって当然のもの」を支えていきたいと思っています。仕事を通じて、自らも成長したい。そんな想いを持って、東邦ガスに入社しました。決め手は、何といっても「人の素晴らしさ」。誰もが自分なりの目標や志を持ち、互いに支え合って仕事をしている。その姿に「私もこうなりたい!」と憧れました。現在は、営業担当者の後方支援や予算作成に携わっています。都市ガスをご利用いただくお客さまはもちろん、社員や外部パートナーの人たちすべてが幸せになれる価値を生み出したいです。

古田

私は技術営業職を希望し、企業を探していました。重視していたのは、お客さまと密に関われるかどうか。そして、生まれ育った中部地域の産業を支えられるかどうかでした。東邦ガスに入社した決め手は、インターンシップで目の当たりにした「お客さまとの距離感の近さ」と「現場力」でした。お客さまのものづくりやビジネスに深く関わり、そこにある課題を解決していく。実際に、産業向けの営業をしてきた中で、それこそが東邦ガスの強みだと感じていますし、私自身もそれを体現できる人材でありたいと思っています。

未来はこの手で創るもの。東邦ガスは、変わり続ける。

Q 激動する変化の中で、これからの東邦ガスはどうあるべき?

東邦ガスは、ガス・電気事業に留まることなく「未来を拓く」ための挑戦を続けています。でも、東邦ガスが「やるべきこと」「やってはいけないこと」というのは確実にあるとも思っています。お客さまからの期待や信頼を裏切るようなことは絶対にあってはならないですし、たとえば、営業の現場で少しでも不誠実な対応があれば「東邦ガスがそんなことをするの?」という目で見られ、私自身でなく東邦ガス自体の信頼を失うことに繋がる可能性もあるため日頃から注意をしています。

加藤

絶対にブレてはいけない、大切なこと。私たちには、安全かつ安定的にエネルギーを供給し続けるという使命があるし、蓄積してきたノウハウもあります。ただ、そうした財産を持っている一方で、前例を踏襲しがちになるという一面があると思っています。だからこそ、一人ひとりが、東邦ガスをよりよくするためのアイデアや意見を発信していくことが必要ではないでしょうか。そうした声をしっかり受け止めてくれる風土はありますから。

天野

そうですね。事業内容や使命から、どうしても慎重にものごとを進める傾向はあるけれど、現状にあぐらをかいている人は誰一人としていません。入社前は「少しお堅くて、安定志向な面があるのかな?」なんて先入観があったけれど、実際は違っていた。誰もが危機感を抱いていて、このままじゃいけないと仕事に向き合っています。

古田

大切なのは、「変わっていかなければいけない」という気持ちをアクションで示すことだと思います。私が所属するチームでも、製品やサービスのアイデアを出し合い、新たな価値を創出していく取り組みが進んでいて。お客さまのためにできること、これからの社会にできることをみんなで模索していっています。

天野

一人ひとりが危機感を抱き、アクションを起こしていることが事業にもつながっています。水素やメタネーションへの取り組みはその代表的なもの。私自身もそうした新技術を支えていく仕事がしたいと思っています。今、LNGはクリーンなエネルギーだと言われているけれど、社会はカーボンニュートラルという明確な目標に向かって動き出しています。将来も、クリーンであり続けるかというとそうではないですから。

古田

可能性は無限大に広がっていくと思います。産業エネルギー営業部の仕事は、製造業のお客さまを中心にエネルギーに関する課題を解決することだけれど、それが工場全体のコンサルティングに発展することだって考えられます。それだけの財産とポテンシャルが東邦ガスにはあると思っています。

加藤

東邦ガスがさらなる変革を遂げていくうえでは、もっと地域のお客さまにエネルギーのことを知っていただく必要があると思います。たとえば、東邦ガスには、ガスエネルギー館という展示施設があるけれど、その価値を十分に活かし切れてはいない気がします。遠足などでより多くの子どもたちに訪れてもらい、私たちの仕事を理解していただけたら、東邦ガスの取り組みや存在意義も高まっていくのではないでしょうか。

地域の皆さんと一緒に、豊かな未来をつくっていく。それが東邦ガスのビジョンです。地域や社会を第一に考えていくことは必要だと思います。エネルギーインフラとしての使命を果たすことはもちろん大事。けれど、地域を豊かにするための革新・事業創造はもっと自由でいいと思います。それが、人々の豊かなくらしにつながるのであれば、東邦ガスがe-sports事業を起ち上げてもいいと思いませんか?

未来に向けて、さらなる成長と飛躍を。

Q 今後の目標・夢を教えてください。

古田

東邦ガスの強みである「現場力」を体現すべく、現場の最前線でお客さまの課題を解決し続ける。真のプロフェッショナルとして価値を発揮し続けることが目標です。今は戦略立案や企画などの仕事が多くなっていますが、個人的には、やはり現場で価値を提供していたい。ガスに関わる商材、サービスに関与しながら、ガス以外の新しい付加価値となる商材、サービスの提案を実施していきたいですね。

天野

社会全体がカーボンニュートラルを目指していく中で、ガス事業者は大きな変革を迫られています。だからこそ、私は新たなエネルギー利用の基盤づくりを担っていきたいと思っています。設備技術者としての技術・知見はもちろんですが、他部署での業務も経験し、より俯瞰的に設備を考えられる視野を身につけたいと思っています。

まずは営業職として地盤を固め、プロフェッショナルを目指します。営業メンバー各々が持つ知見を可視化し、共有するような取り組みも進めていきたいです。そして、いつかは、新規事業の起ち上げにも挑戦していきたいと思っています。お客さまと直接ふれあってきた営業の視点から、新しい道を切り拓き、誰も経験したことのない仕事を創り出す。そんな未来を思い描いています。

加藤

これまでのキャリアを通じて、営業・営業企画の経験・知見を得てきました。さらにそこへ財務経験を加え、その力を基に、メタネーションや水素供給に関する事業に携りたいと思っています。文系の私技術はなくても、お客さまへの広報方法や投資の検討など、できることはいくらでも存在すると思うんです。あらゆるレイヤーを経験した私ならではの視点を持って仕事をしていけたらと思っています。