
生産部門
「あたりまえ」を支える
工場の仕事は、
新たな発見に満ちている。
2020年 新卒入社
四日市工場
平松 空十
工学部 電気科
※インタビュー内容、所属は取材当時のものです。
入社動機
生まれ育った地元に
新たなチャレンジで貢献したい。
生まれ育った地元・愛知県に貢献できる仕事に就きたい。それが、私の「軸」でした。東邦ガスは、人々の生活を支える基盤を担い、地域にとって重要な役割を果たしている企業です。それだけでも、唯一無二の選択肢ではあったのですが、決め手は、ガス事業だけでなく、電気事業にも取り組むなど、新たに挑戦する姿勢を打ち出していることでした。大学時代に学んでいた電気の知識を生かせることも大きかったですね。

現在の仕事
「工場の顔」として
一大生産拠点の運営を担う。
四日市工場は、海外から調達したLNGを受け入れ、ガスを製造して地域のお客さまへと供給する、東邦ガスの生産拠点です。私が所属する管理チームは、その運営・管理を主として任されています。LNGの受け入れからガス製造にかかるコストを管理し、短期・中期の予算を策定する。工場でのトラブルを未然に防ぐための対策を検討する。トラブルが発生した際の影響を最小限にとどめる防災計画を策定する。対外的な窓口として、行政とのやり取りなどを担う。担当する業務は、きわめて広範なものです。管理チームは「工場の顔」と称されていて、行政やパートナー企業とののやり取りが多いことが特徴です。私自身、工場の運営において重要な予算管理を中心に、さまざまな業務を担当しています。
取り組んでいる仕事の魅力
泥臭く、未知への一歩を踏み出す。
この仕事は、社会の発展に
つながっている。
社会にとって不可欠な工場を支えている。その結果、人々の暮らしや産業の発展に貢献できている。それが、何よりの魅力です。そして、工場の運営を支える仕事は、単純作業ではなく新たな発見に満ちています。とくに印象に残っているのは、海外から新たなLNG船を受け入れたときのこと。四日市工場の設備で、その船を受け入れられるのか。オペレーションが成立するのか。さまざまな手続きや、確認作業を一手に任されることになりました。海外のLNG売買関係者から届く資料はすべて英語。さらには、聞いたこともない専門用語や略語ばかり。周囲に同じ業務を経験した先輩社員もおらず、短期間での対応が求められました。他の工場に何度も連絡をし、わからないことを塗りつぶしていく。泥臭い仕事を重ねた結果、無事にLNG船を受け入れられたときの喜びは、今でも忘れられません。

今後のビジョン
最前線での価値創造を
新たなチャレンジの原動力に。
私は管理チームに異動する以前、工場における設備の運転・維持管理を担当していました。設備を運転する主担当となるために、「技能認定」を取得したのですが、その業務を経験する前に異動となってしまいました。せっかく勉強して手に入れた資格ですから、このまま未経験でいるのは、何だかもったいない(笑)。現在の仕事で得られた「工場を俯瞰する視点」を活かして、現場で価値をつくりだしていける存在になりたいと思っています。私は、初期配属がガスの製造工場であったことを幸運に感じています。ガスがお客さまへ届くまでのフローを受け入れから送出まで一通り学び、ガスを安定かつ安価に製造・供給することで会社の利益創出に貢献する。この経験を確かな基盤として、さまざまな業務にチャレンジしていきたいと思っています。
