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効率化への取り組み

AIを活用したガス管劣化予測

AIを活用したガス管劣化予測

当社とFracta社(米国カリフォルニア州)は、2019年8月から約1年半に渡るガス管劣化予測アルゴリズムの実証実験を実施いたしました。
実証実験を通じ、当社が蓄積してきたガス管路や検査結果のデータおよび維持管理のノウハウと、Fracta社が有する地震・人口密度・交通量などの1,000以上の環境データベースとAI/機械学習の最新技術を活用し、世界で初めてガス管の劣化度合を予測するアルゴリズムを構築いたしました。このアルゴリズムの活用により、経年管の計画的な入替え時の投資対効果が、埋設年の古い管から順に更新していく手法と比べ、ガス管の材質等の条件によっては、2倍程度となることも確認できました。
当社は、ガス管劣化予測アルゴリズムを2021年度以降の保安対策に活用するとともに、Fracta社と連携して、ガス管劣化予測技術の国内ガス事業者への展開を目指します。

ガス管劣化予測結果の可視化イメージ