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当社の保有技術

架管点検装置

1. 架管点検装置とは

架管点検装置は、橋梁下面に設置してある目視点検が困難な架管の状態を、橋上から低コスト・高効率で点検できる装置です。

架管点検の様子
架管点検の様子

2. 目的

今まで、橋梁下面におけるガス管の状態確認は、足場を設置し、目視で実施していましたが、「足場設置コストがかかる、狭所・高所で作業負荷が大きい」といった課題がありました。そこで、架管維持管理の効率化とコストダウン、保安レベルの向上を図るため、平成15年に架管点検装置を導入しました。

3. 概要

  • 橋上に装置を設置し、通信ユニットにつないだコントローラでカメラを操作します。
  • カメラで撮影した画像をパソコンで確認します。
概要

検査の様子比較

足場を設置した場合
足場を設置した場合
架管点検装置を使用した場合
架管点検装置を使用した場合

主要装置

カメラ
カメラ
パソコンとコントローラ
パソコンとコントローラ

4. 特長

  1. アームの先端に高画素・フレキシブル首振りカメラを搭載しているため、精密な検査が可能です。
  2. アームが長く、最大奥行き6.0mまで検査できます。
  3. 足場を設置して点検する方法に比べ、大幅にコストを削減することができます。