当社の保有技術
UV硬化シート工法
1. 概要
UV硬化シート工法は、ロックシール(アクリル系接着剤)、紫外線硬化型FRPシート(UV-FRPシート)をフランジ部に接着、紫外線にて硬化させることにより、漏えいを止める修理工法です。
ネジ部に適用する場合は、ロックシールのみで施工。(予定)

2. 施工概要
漏えい部を残し、ロックシール(アクリル系接着剤)をボルト・ナット部に塗布し、紫外線硬化型FRPシート(UV-FRPシート)をフランジ部に接着。紫外線照射ライトにてUV-FRPシートを硬化させ、漏えい部にホースを設置し、漏えいを集め、封止ピンで、ホース穴を塞ぐことにより、漏えいを止める。






3. 特長
- 活管状態で修理可能
適用圧力が中圧以下であるため、修理作業に伴う減圧は不要。 - 必要工具が最低限
これまで、フランジ・ガス管のサイズに応じた工具を使用していたが、不要。
同一材料、同一工具でさまざまなサイズのフランジ漏えい部の仮修理が可能。 - 確実なガス漏えい修理が可能
先に漏えい部以外を閉塞し、漏えい部にホースを固定後、ホースに封止ピンを設置することで、別の箇所での漏えい発生を抑止し、確実な修理が可能。
4. 適用範囲
適用場所 | フランジ部(ボルト・ナット含む) ネジ部(検討中) |
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管径 | 制限なし |
圧力 | 0.99MPa(施工実績は0.15MPa) |
現場環境 | 露出部 施工後に水気の影響を受けない箇所 |
修理方法 | 仮修理工法 |
5. 使用材料・工具

(A剤 50g×12袋、B剤 50g×12袋)

(UV-FRPシート)

