お知らせ

【開催日】
2021年3月22日（月）10：00～13：50
【会　場】
東邦ガス　プロ厨房オイシス
【主　催】
NPO法人地域福祉サポートちた
【後　援】
あいち在来種保存会　手づくりカフェAｄａ-ｃｏｄａ
【内　容】
第１部　講演　テーマ「伝統野菜って何？」
講師：高木 幹夫 氏（あいち在来種保存会、フードコーディネーター、野菜ソムリエ、薬膳マイスター、食育インストラクター）
第２部　実演　メニュー「春の伝統野菜を使った”～あいちサラダめし～」
講師：田中 稔 氏（フードコーディネーター、料理研究家、NHK「さらさらサラダ」にレギュラー出演）

左の写真：高木講師による講演　／　右の写真：田中講師による調理実演

第1部の講演では、あいち伝統野菜の伝道師、高木講師から"あいちの伝統野菜"について講演がありました。
愛知県には古くから正月菜や愛知早生（わせ）ふきなど多くの伝統野菜がありますが、その消えつつある伝統野菜を守り、より多くの人に食べていただくため様々な努力や活動をしており、あいちの伝統野菜を絶やすことなく残したいとの思いが伝わってくる講演でした。

第2部の調理実演では、養父早生（やぶわせ）玉ねぎや愛知早生ふきなどたくさんの地元の春野菜と肉みそ・卵・マヨネーズを使った「あいちサラダめし」が紹介されました。
肉みそ作りでは、ひき肉をよく炒めることで臭みが消え、美味しい肉みそができることを教えていただきました。
愛知産のお米を炊いたご飯の上に野菜や肉みそ・卵焼き・ふき等を乗せて彩りの美しいサラダが出来上がりました。

彩り鮮やかな「あいちサラダめし」

今回のメニューは、１日の平均野菜摂取量が全国47位と最下位の愛知県民に少しでも多くの野菜を食べてもらえるよう考えて下さったメニューです。
講演中は講師が時には熱く語り、時には笑いを交え、最後の質疑応答まで終始楽しい雰囲気で開催されました。
第1部、第2部とも、あいちの伝統野菜を農家とともに守ってゆきたい、後世に残してゆきたい、そんな強い思いがひしひしと伝わってくるイベントでした。