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当社の保有技術

フェニックス工法

1. フェニックス工法とは

フェニックス工法は、中圧・低圧導管の継手からの漏洩、亀裂・折損による漏洩、地震時の漏洩を予防する更生修理工法です。

施工区間の両端を開削し、その部分のガス管を切断するだけで施工できるため、ガス管を入れ替えるのに比べて短期間で安価に施工できます。

フェニックス工法

2. 概要

ポリエステル繊維で強化されたシールホースを空気圧によって反転させながら接着剤で管の内面に装着させます(ライニング)。施工後は、装着されたシールホースを通ってガスが供給されることになります。

施工概要

施工概要

ライニングの様子

ライニング前

3. 特長

  1. 一度に最大200mまでライニングすることができます。
  2. 複雑な配管への施工が可能です。
  3. 施工区間の両端2箇所を掘削するだけで施工できるため、通常の入れ替えに比べて掘削土の発生や交通への影響を抑制することができます。

4. 適用範囲

圧力 中圧B・低圧
管種 ダグタイル鋳鉄管、溶接鋼管
口径 100A~500A (350Aは除く)
延長 1スパン最大200mまで
配管 90°エルボ4つまで施工可能

技術導入実績・実例

お客さまのお困りごと・ご要望

  1. 国県道横断や軌道下配管など開削工事が困難なため、未対策となっている。
  2. カラー舗装やコンクリート舗装などの開削工事に伴う舗装復旧コストを可能な限り、安くしたい。
  3. お客さま間口や出入口を封鎖せず、施工したい。

本工法のメリット

  1. 曲管部も対応可能であるため、伏せ越し配管などの高低差のある配管でも更生修理が可能です。
  2. 非開削施工により、掘削範囲が縮小します。最大200mまで更生修理可能なため、舗装復旧費の低減に寄与します。
  3. 間口や出入口等を封鎖せず、施工が可能です。また、舗装復旧に必要な施工日数の短縮も期待できます。

本工法に関するお問い合わせ

本工法に関するお問い合わせをご希望のお客さまは、下記のメールアドレスへご連絡をお願いいたします。

本工法は、当社グループの東邦ガステクノ株式会社が施工いたします。

東邦ガステクノ(株)のホームページはこちら