陶器は丈夫で長持ちするイメージがありますが、毎日何度も使うトイレは、汚れやすくなったり掃除が大変と感じるようになったりしたら、取替え時期がきたと考えていいでしょう。目安はキッチンやおふろと同じくだいたい20年です。
トイレは20年前と見た目はそれほど変わってないように思えますが、中身が大きく進化しています。例えば、汚れをスムーズに落とせる便器があったり、汚れが入りやすい継ぎ目がない便座があったり。昔に比べてお掃除がしやすくなっています。
もちろんエコの面でも進歩し、昔のトイレと比べて1日に流す水の量も減っています。トイレは毎日使うものですから、節水型トイレにリフォームすればエコにつながります。
トイレのリフォームは意外と手軽にでき、1日程度でできます。紙巻き器やタオル掛けなどのアクセサリーや内装にもこだわれば、お客さまに自慢したくなるような素敵なおもてなしの空間に変わります。
「消費者と事業者をつなぐ架け橋となるために」
一級建築士、 インテリアコーディネーター、住宅リフォームコンサルタントとして、今まで30年、数多くの現場やインテリアのご相談、プラン設計、工事にかかわり、人の思いや力の大切さを学んで参りました。
本当に満足するリフォームはカタチではなく暮らしから、新しい暮らしをつくる「リライフ」を信条に、講演や執筆、人材育成研修などを通し、消費者と事業者の両方が幸せであるよう、両者をつなぐ架け橋となるべく奔走しています。
どんなに素敵なお店でもトイレが汚いと、全てが残念な気持ちになってしまうことがありませんか?住まいのトイレも同じです。トイレは小さな応接間。家族全員が使うのはもちろん、お客さまをお迎えする大切なスペースでもあります。
だから頑張って掃除をしているけれど何となく臭う、こすっても汚れが落ちにくい、いろいろ工夫はしているけれど古びていてお客さまを案内しにくい、そんな悩みを感じるようになったら、もしかしたらそのトイレは寿命なのかもしれません。