キッチン次第で炊事の手間は大きく変わります。例えば最新のSiセンサーコンロは、魚を自動調理してくれるなんて当たり前。スイッチひとつでちょうどよく自動的に焼き上がります。今人気の土鍋ごはんも、コンロ調理タイマーを使えば手軽にふっくら炊き上がりますので、付きっきりでいなくても、ガスで炊いたおいしいご飯が毎日食べられます。
機器の進化により、効率よく炊事ができるようになった今、あいた時間に子どもたちとコミュニケーションを取ったり、雑誌を読んだりと、ゆとりある暮らしができます。
キッチンは想像以上に長い時間を過ごすスペースですから、機能だけでなく、幸せを感じる空間であることも大切です。例えば、対面キッチンにリフォームして料理中も家族の顔がよく見えるようにしたり、窓を大きくして景色を楽しんだり。キッチンツールにこだわってみるのもおすすめです。キッチンが変わると、家族全員の暮らしが豊かになります。
「消費者と事業者をつなぐ架け橋となるために」
一級建築士、 インテリアコーディネーター、住宅リフォームコンサルタントとして、今まで30年、数多くの現場やインテリアのご相談、プラン設計、工事にかかわり、人の思いや力の大切さを学んで参りました。
本当に満足するリフォームはカタチではなく暮らしから、新しい暮らしをつくる「リライフ」を信条に、講演や執筆、人材育成研修などを通し、消費者と事業者の両方が幸せであるよう、両者をつなぐ架け橋となるべく奔走しています。
忙しい毎日、朝はお弁当に朝食作り、帰ってきたらあわてて夕食の支度をして。そんな時に限って、ちょっと目を離したすきに吹きこぼれて、てんてこまい!なんてこと、ありますよね。
食生活は家族の健康を支える源です。できるだけ豊かでありたいものですが、そうは言ってもなかなか思うようにはいきません。おいしい焼き魚が食べたいと思っても、魚焼きグリルが使いにくかったり、うまく焼けなかったり。凝った料理をしようにも
手間ばかりかかって、つい手を抜いてしまうことも。