ガスの基礎知識

05スマート社会の実現分散型エネルギーシステムを核としたスマート社会の実現についてご紹介。

分散型エネルギーシステムの特長

【図】集中型電源と分散型電源の省エネ性比較
【集中型電源と分散型電源の省エネ性比較】

分散型エネルギーシステム(天然ガスコージェネレーションシステム)とは、天然ガスを燃料としてエンジンやタービン、燃料電池などで発電し、その際に生じる排熱を効率良く回収して蒸気や温水をつくり、加熱や給湯、冷暖房等に利用できるシステムです。お客さまのもとでエネルギーをつくるシステムのため、従来の発電所に代表される集中型電源で生じていた排熱・送電ロスを防ぐことができ、優れた省エネルギー性を実現します。家庭、商業施設、工場など幅広く導入が進められています。

スマート社会の実現

【図】分散型電源の普及イメージ

※1 水素社会
水素は利用時に二酸化炭素を発生しない、究極のクリーンエネルギー。メタンを主成分とする天然ガスは他の炭化水素と比べ水素の割合が高く、水素供給を支えるのに適した燃料として注目されている。東邦ガスでも燃料電池自動車の本格的な普及に向け、水素の充填拠点となる水素ステーションの整備を進めている。

※2 熱供給事業
冷水や温水などを一か所でまとめて製造し、熱導管などをとおして複数の建物に供給する事業。省エネや省スペースのメリットがあり、東邦ガスでは名駅周辺や栄地区などにおいて事業を展開している。

【スマート社会実現イメージ】

分散型エネルギーシステムは、その特性から集中型電源の弱点を補う新たなシステムとして注目を集めています。都市ガス会社がこれまで培ってきた技術・ノウハウを活かした普及を通じて、お客さま個別の利用にとどまらず、地域全体での活用を促進することで、省エネによる集中型電源の負荷軽減、エネルギー供給リスクの分散化、再生可能エネルギーの普及拡大などが可能となり、スマート社会実現に大きく寄与することができます。

また、2030年までにコージェネレーションは現在の約6倍、家庭用燃料電池は現在の約125倍もの普及ポテンシャル(※)があり、より多くのお客さまに新たなエネルギーサービスを提供することが期待できます。

(※) 日本ガス協会 「2030年に向けた天然ガスの普及拡大」

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