東邦ガス | 平成29年度「省エネ大賞 経済産業大臣賞」の受賞について - 2017年度(プレスリリース)

2017年度(平成29年度)

平成29年度「省エネ大賞 経済産業大臣賞」の受賞について

2018年1月22日

東邦ガス株式会社
JFEエンジニアリング株式会社

 東邦ガス株式会社(社長:冨成 義郎、本社:名古屋市熱田区)は、JFEエンジニアリング株式会社(社長:大下 元、本社:東京都千代田区)と共同で実施した「知多緑浜工場へのBOG直接再液化設備の導入による省エネルギーの取り組み」に関して、平成29年度省エネ大賞※1(主催:一般財団法人省エネルギーセンター)の省エネ事例部門において、最高位である「経済産業大臣賞」を受賞しました。

 このたびの受賞は、日本初の「直接混合型のBOG再液化設備」の開発導入により、LNGタンクの内部から発生するBOG※2処理時の大幅なエネルギー削減(1年間の運用実績で従来方式比▲42%にあたる約2,200kL/年(原油換算)の削減)を実現したことが高く評価されたものです。

 当社は今後もエネルギーの有効利用に関する様々な取り組みを展開し、お客さまから信頼され、選択され続ける企業を目指してまいります。

※1. 「省エネ大賞」は、国全体の省エネ意識の拡大、省エネ製品の普及などによる省エネ型社会の構築に寄与することを目的に、優れた省エネの取り組みや、省エネ性を有する製品やビジネスモデルを表彰するもの。企業あるいは、工場や事務所等での優れた省エネ活動や節電の取り組みを推進し、成果を上げた事業者を表彰する「省エネ事例部門」と、省エネ性を有する製品やビジネスモデルを表彰する「製品・ビジネスモデル部門」の二つに分かれる。
※2. LNGは約-160℃の液体であり、タンク内で貯蔵中に外部からの入熱により蒸発したBOG(Boil Off Gas)が発生します。 このため、タンクの運用圧力を維持するため排出処理する必要があります。

【受賞概要】

・テーマ: 知多緑浜工場へのBOG直接再液化設備の導入による省エネルギーの取り組みについて
・受賞者: 東邦ガス株式会社 知多製造部 知多緑浜工場 /JFEエンジニアリング株式会社
・事例内容:  日本初の「直接混合型のBOG再液化設備」の開発導入により、LNGタンクの内部から発生するBOG処理時の大幅なエネルギー削減を実現したもの。
 従来、BOG処理には高圧仕様の圧縮機を使用していたが、その動力(電力消費量)はLNG基地全体の約3分の1程度を占めていた。BOGを液化してポンプで昇圧する場合の動力が、気体のまま圧縮機で昇圧する場合に比べて大幅に動力を削減できるため(図1)、払出LNGの冷熱を利用してBOGを再液化してからポンプ昇圧するシステムの導入検討を行った。
 導入に際し、当時開発中であった液体と気体を直接混合する装置(ミキサー)を再液化設備として採用し、日本初となる「直接混合型のBOG再液化設備」の実機化に成功して、省エネを実現した。

図1.ガス圧縮と再液化昇圧の動力比較

○導入効果

大幅な省エネルギーの達成。1年間の運用実績で従来方式比▲42%にあたる約2,200kL/年(原油換算)の削減を実現した(事業所全体の約13%に相当)。
省スペース化
コスト削減

表1.BOG排出処理方法の比較

BOG
排出処理方法
高圧BOG圧縮機
「間接熱交換型」
BOG再液化設備
「直接混合型」
BOG再液化設備
(従来方式) (新方式)
高圧BOG圧縮機で
約6MPaに昇圧してBOGを
送出
0.8MPaに昇圧したBOGを
熱交換器を介したLNGの
冷熱により再液化
0.8MPaに昇圧したBOGを
混合器でLNGに直接注入
して再液化
設備構成
(赤字:増設部)

 

 

 

設置スペース

― 

100%【ベース】 

 約60%

メンテナンスコスト 100%【ベース】 約90% 約75%
イニシャルコスト 100%【ベース】 約80%

以上

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