2013年度(平成25年度)

病院や学校、食品工場向け「涼厨 高効率ガス煮炊き釜」を開発~国内最高水準の省エネ性能で、ランニングコストを40%以上削減~

2014年2月6日

東邦ガス株式会社

 東邦ガス株式会社(社長:安井香一)は、服部工業株式会社(社長:服部良男)、株式会社加藤鉄工バーナー製作所(社長:加藤堅治)と共同で、大量調理を行う施設向けの「涼厨 高効率ガス煮炊き釜HTK-140」(以下、本製品)を開発しました。服部工業株式会社が、2月6日から販売を開始します。

 ガス煮炊き釜は、大量調理を行う病院・福祉施設や学校、食品工場などで、煮炊き調理、炒め調理に幅広く使用されています。今回開発した本製品は、構造の見直しによる伝熱効率の向上、排熱の燃焼用空気の予熱への活用により、大幅な省エネ性を実現、国内最高レベルの水準を達成しています。これにより、従来機種に比べランニングコストが40%以上削減できるとともに、CO2排出量も40%以上削減し環境負荷低減に貢献できます。

 また、本製品では、内釜の材質に錆びにくく衛生的なステンレスを採用。ステンレス製の内釜は焦げ付きが課題でしたが、内釜への伝熱を均等化することにより、炒め調理での焦げ付きが抑えられるほか、清掃も容易になりました。さらに、専用操作盤での簡単な操作により、着火や火力調整ができるなど操作性も向上しています。

 当社は、厨房内での作業環境の改善に貢献する厨房用ガス機器「涼厨」の普及に取り組んでおり、今後も快適性・安全性・清掃性・省エネ性などに優れた機器の開発を行ってまいります。

※涼厨(すずちゅう)とは、機器表面の温度を低くし、機器からの輻射熱と排熱の拡散を大幅に低減した厨房用のガス機器。厨房内が涼しくなり、働く人にとって快適な作業環境を実現します。「涼厨」は大阪ガスの登録商標です。

涼厨外観 

 1.本製品の主な特長

(1)国内最高レベルの省エネ性を実現。ランニングコストを40%以上削減

・内部構造を見直し、煮炊き釜まわりの燃焼ガス流路を大幅に狭くしたことで、熱効率が向上しました。また、専用設計で新たに開発したバーナーに排熱回収機構を採用し、バーナー本体から出る排熱を燃焼用空気の予熱に活用しています。
・これにより、国内最高レベルの省エネ性を達成しました。調理性はそのままで、従来機種よりガス消費量を40%以上削減でき低ランニングコストを実現します。また、CO2排出量も40%以上削減でき環境負荷低減に貢献します。
 

内部構造

 

(2)内釜への伝熱を均等化。調理時の焦げ付きを抑え、清掃性も向上

・内釜の材質に、錆びにくく衛生的であるステンレスを採用しています。ステンレス製の内釜は焦げやすく炒め調理が課題でしたが、内釜への伝熱を均等化したことで、局所的な加熱が起きにくくなり、炒め調理も問題なく調理できるようになりました。
・また、内釜が焦げ付きにくくなったことで、調理後の内釜の清掃も容易になりました。

 

(3)立ち姿勢でも簡単に操作ができ、操作性が向上

・専用の操作盤で、ボタンを押すだけで簡単に自動着火します。また、ダイヤル操作で調理に合わせて火力(30%~100%)を簡単に調整できます。立ち姿勢でも着火や火力調整が容易にできるようになり、操作性が向上しています。
 ※従来機種は機器下部にある点火用ツマミを操作することで着火・火力調整。
・立ち消え安全装置を搭載しており、万一、失火しても機器を安全に停止します。

操作盤

 

2.適用先

 病院・福祉施設、食品工場、社員食堂、学校給食などの大量調理施設。

 

3.仕 様

仕様

※1 外形寸法の高さはフタ開放時の値。( )内は調理面の高さ。
※2 電源はガス燃焼及び燃焼制御装置の電力に使用。
 

【参考】共同開発企業の概要

項目 内容
商号 服部工業株式会社
創業 1885年(明治18年)
資本金 1,000万円
代表取締役 服部 良男
事業内容 厨房機器の製造/販売、厨房設備設計、施工、メンテナンス
本社所在地 愛知県岡崎市羽根町字若宮30番地

 

項目 内容
商号 株式会社 加藤鉄工バーナー製作所
創業 1946年(昭和21年)
資本金 1,000万円
代表取締役 加藤 堅治
事業内容 バーナー及び熱管理機器の設計・製作・施工
本社所在地 岐阜県羽島郡岐南町みやまち1-177

以上 

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