2012年度(平成24年度)

新型家庭用燃料電池「エネファームtypeS」の発売について

2012年10月12日

東邦ガス株式会社

 東邦ガス株式会社(社長:安井 香一、以下「東邦ガス」)は、家庭用燃料電池「エネファーム」のラインナップの一つとして、JX日鉱日石エネルギー株式会社製の「エネファームtypeS」を追加し、2012年10月21日から発売します。

 「エネファーム」は、都市ガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させて発電し、電気は家庭内で利用するとともに、その際に発生する熱を給湯などに有効利用する家庭用ガスコージェネレーションシステムです。

 今回発売する「エネファームtypeS」は、固体酸化物形燃料電池(SOFC※1)と呼ばれるタイプで、発電効率は45%※2、総合効率は87%を実現しています。これにより、購入電力量を約7割削減するとともに、従来方式と比べて年間の光熱費を約6.4万円節約(戸建2階建て、4人家族、床暖房・浴室暖房乾燥機を使用のご家庭、2012年10月料金適用)※3できます。

 「エネファーム」は2009年5月の発売以来、その優れた環境性・経済性をお客さまから高くご評価いただき、2012年9月末までの累計設置台数は2,000台を超えています。

 当社は、今後も「エネファーム」の普及拡大を通じて、お客さまの快適な暮らしづくりと環境調和型社会の実現に貢献してまいります。

【エネファームtypeS 外観】

エネファームtypeS 外観 

 

1.主な特長

(1) 発電効率45%を実現

 固体酸化物形燃料電池(SOFC※1)では、電気を発生させるセルスタックの電解質にセラミックを使用し、作動温度は700℃以上と高温になります。この熱を都市ガスから水素を取り出すエネルギーとして有効利用し、45%の高い発電効率を実現しました。

(2) 24時間連続運転により、ご家庭で使用する電気の約7割を発電

 ご家庭の消費電力に合わせて運転し、少ない消費電力(深夜の冷蔵庫や待機電力など)に対しても電気を供給し続けるなど、ライフスタイルに合わせて24時間連続運転※4を行います。これにより、ご家庭の使用電力の約7割を賄います。

(3) 高効率バックアップ給湯器を標準装備

 発電時に発生する熱を有効利用し、約70℃の温水として貯湯タンクに蓄え、給湯や風呂に使用します。貯湯タンクのお湯を使い切った場合でも、バックアップ給湯器を運転させるため、湯切れの心配がありません。このバックアップ給湯器には、ガス燃焼時の排熱を再利用し、熱回収効率を95%まで高めた「潜熱回収型高効率給湯器」を標準装備しています。

 

2.仕 様

仕様表 

 

※1 Solid Oxide Fuel Cell(固体酸化物形燃料電池)の略。電解質にセラミックスを用いた燃料電池で発電効率が高く(45~55%)、連続運転に適している。

※2 低位発熱量基準(Lower Heating Value(略してLHV))。燃料ガスを完全に燃焼したときの発熱量から水蒸気の凝縮潜熱を差し引いた値。

※3 試算条件は、下記のとおり。

戸建2階 LDK25.6m2、4人家族を想定。
【適用料金】
○エネファームtypeS使用住宅
 ガス:家庭用燃料電池契約(床暖乾燥割引)、電気:従量電灯B 40A
○従来システム(ガス給湯暖房機)使用住宅
 ガス:家庭用床暖房契約(乾燥割引)、電気:従量電灯B 40A
 ガス料金、電気料金はそれぞれ、東邦ガス、中部電力の2012年10月現在の料金

※4 50~700Wまでの出力範囲で継続運転が可能(保安および機器の正常な動作のために、約1カ月に1度停止)。

以上

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