1. 掘削土リサイクルシステムとは

工事現場で発生した掘削土を、改良土センターで、破砕・生石灰混合・ふるい分け等の工程を通すことで、埋め戻しに適した改良土(土砂)、改良路盤材(砕石)として資源リサイクルするシステムです。

改良土センター全景
改良土センター全景

2. 目的

従来の土木工事では、道路の掘削などで掘り起こした残土の処分、埋戻し用土砂の採取について、次の問題が発生しています。

  1. (1)残土、土砂運搬によるコストがかかる
  2. (2)良質な土砂の確保が困難
  3. (3)土砂の採取による自然環境破壊

このような問題を解決し、資源の有効活用をするため、掘削土リサイクルシステムを推進しています。

3. リサイクル概要

掘削土リサイクルシステムは、土木工事現場で発生した掘削土(残土)を改良土センターへ運び、土質改良を施し、埋戻し用材として改良土・改良路盤材を積載して工事現場に戻るため、従来の山砂・砕石入替工法のようにダンプの往路が空車になることはない経済的なシステムです。

掘削土リサイクルシステム
掘削土リサイクルシステム
従来の山砂・砕石入替工法
従来の山砂・砕石入替工法

【掘削土再生技術】

道路掘削現場で発生した掘削土は、れき、砂、粘土などがばらばらに含まれて軟弱な場合が多く、そのままでは埋め戻し材としては適しません。改良土センターでは、れきなど大きな塊は破砕機で細かくし、ふるい分けを行って粒度を調節し、さらに埋戻し材としての品質を満足させるために、生石灰を混入する等の工程を通すことにより、改良土(土砂)・改良路盤材(砕石)の埋め戻し材として再生します。

掘削土再生技術

【改良土センターの特長】

  1. (1)れき、コンクリートを含んだ掘削土も、破砕装置によって粉砕し、粒度調整を行い、埋め戻し材として再生することができます。
  2. (2)FA制御(ファクトリーオートメーション)により少人数での運転が可能です。
  3. (3)全天候型プラントなので、天候に左右されず、質・量とも安定した埋め戻し材を造ることができます。

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