1. 研究/開発のねらい

GHP(ガスエンジンヒートポンプ)は都市ガスを主燃料にしているものの、僅かながら電力を消費しており、停電時には運転できません。
2011年3月に発生した東日本大震災の影響により、電力供給状況が逼迫し、地域によっては計画停電が発生するなど停電のリスクが高まっています。
医療・高齢者施設などお客様によっては停電時にも空調や照明が必要とされるケースもあり、停電時に運転するGHPの商品化を求める声が高まっています。
そこで、当社、東京ガス、大阪ガスならびにパナソニックの4社で、ハイパワーエクセルをベースとした停電対応GHPを共同開発しました。(2012年4月から販売開始)

2. 研究/開発の成果

  1. (1)特徴
    • ・停電時、搭載したバッテリーからの給電で運転を再開し、空調運転を継続可能。
    • ・空調と同時に最大3kWの発電を行い、空調運転分を差し引いた余剰電力は照明等に利用可能。
  2. (2)システム構成

    図1 発電イメージ

  3. (3)仕様書
    開発仕様は以下の通り。
      標準エクセル 自立形エクセル
    空調能力 冷房定格 56kW
    暖房定格 63kW
    外形寸法 1800mm
    奥行き 1060mm
    高さ 2228mm
    重量 870kg 925kg
    最大発電
    電力
    系統連系時 3.95kW
    自立時 3.0kW
    室外機同士の連携 不可(単独設置のみ)
    追加設備 ・電源切換盤(現地手配)
    ・自立運転スイッチ(現地手配)
    メンテナンス ・バッテリーの定期交換が追加

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