1. 研究/開発のねらい

当社では平成12年から遠隔監視システムを用いたGHPの保守サービスを開始し、異常時の自動通報サービス等を提供していますが、近年の省エネの高まりを背景に、お客さまの使用実態に合わせた省エネ運転の最適化や運転状況の見える化など、新たな付加価値サービスが求められています。これらのお客さまニーズに対応するために、遠隔監視サービスの高度化を実現する新型の通信アダプタを開発しました。平成26年度からサービスを開始しています。

2. 研究/開発の成果

  1. (1)特徴
    従来の主な遠隔監視サービスは異常時の自動通報サービスであり、お客さまが通報する手間を省き、迅速な故障修理対応を実現していました。

    図1 従来の遠隔監視サービス

    新しい遠隔監視サービスは、従来機能に加えて、省エネを目的とした付加価値サービスを提供します。これらのサービスを実現するための高度な処理機能を有したインテリジェント型通信アダプタを開発しました。

    新機能 新サービスの概要
    1.省エネ制御機能 使用状況に応じて省エネ性と快適性を両立する最適運転の実現。
    2.スケジュール機能 スケジュール運転、消し忘れ防止、設定温度管理の自動化。
    3.日報作成機能 運転日報情報を蓄積し、運転状況や運転履歴を見える化。

    図2 新しい遠隔監視サービス

  2. (2)効果
    省エネ制御機能では、当社モニタ試験により、年間で10~20%の省エネ効果を達成しています。

    ※本通信アダプタは、東京ガス(株)、大阪ガス(株)ならびにGHPメーカー(アイシン精機(株)、パナソニック(株)、ヤンマーエネルギーシステム(株))との共同開発品です。

    図3 通信アダプタ外観

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